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スーツはどういう色味を選ぶべきなのか?グレーを優先するとメリットが多い!?

2019年3月27日

こんにちは。

ファッションアナリストの七理悠介です。

 

スーツの色には、トーンまで含めると様々なものがあります。

それゆえ、スーツを購入しようと考えて調べると、どれを買ったらいいのか迷ってしまう方も多いはずです。

洗練された印象を与えるために、スーツはどういう色味を選ぶと良いのでしょうか?

 

スーツはネイビーかグレーを選ぶ

まず、スーツの色は何色を選ぶかです。

日本では何故か一定数ブラックスーツを着ている方がいます。(特に一部の年配の方に多いですね)

しかし、ブラックはビジネスには相応しくないので避けてください。

 

スーツで選ぶべき色味はネイビー・グレーの2択です。

職種によってはブラウンも上品に見えるのでおすすめですが、まずはしっかりと基本のネイビー・グレーを揃えましょう。

 

そして、一言にネイビーやグレーといっても様々な色味があります。その中で優先して選ぶべきものはダークトーンのものです。

ネイビーであればダークネイビーを、グレーであればダークグレー(チャコールグレーなど、少なくともミディアムグレーくらいまで)が洗練された印象を与えやすくなります。

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無理のない範囲で可能な限り上質なものを購入する

スーツの価格帯については、着る人の背景により異なるので、一概にどの価格帯が良いと提案するのは難しいです。

けれども、個人的には「無理のない範囲で可能な限りお金をかけたほうが良い」と考えています。

スーツのクオリティはどうしたら伝わるようになる?お金をかける意味はあるのか?

私自身、お手頃なものから何十万円もする高いスーツまで、これまで様々なスーツを着用してきました。

その経験から言えるのは、ある程度の価格帯以上のものを選んだほうが、普通の大人は洗練された印象を与えやすいです。

あまりにも安いスーツだと「服が人に与える印象の力」を借りられなくなるので、「ルックスやスタイルなどの身体的特徴」で勝負しなくてはいけなくなります。

スーツの着こなしを洗練させるために「目的と心構え」を最初に設定しよう!

その点、イケメンやスタイルが良いわけでもない「普通の大人」は、そういったスーツだと良い印象を与えにくいです。

そのため、「ある程度良い印象を与える力を持つスーツ」を考えた場合、だいたい5万円以上はするものを選ぶのが良いと感じます。

 

最近のリーズナブルなスーツは、シルエットなど以前に比べたらかなり良くなってきている印象です。

とはいうものの、それでもある程度安っぽく見えないもの、少なくとも3万円以上はするものを選ばないと難易度が高いので、ここが最低限のラインではないでしょうか。

無理に何十万円もするスーツを万人が購入する必要はもちろんないですが、やはり可能な限り投資をしたほうが着こなしの難易度は簡単です。

 

より優先すべきはグレースーツ

上記で挙げたように、ネイビー・グレーのどちらのスーツも揃えておくのが重要なことは間違いありません。

その上で私がおすすめしたいのは、「優先してお金をかけるべきなのはグレースーツ」「(特に若い方が)優先して着るべきなのはグレースーツ」ということです。

 

ほとんどのスーツ指南をされている方はネイビースーツを優先されていると思います。(実際の着用例もネイビーが多い気がします)

にもかかわらず、私がグレースーツを優先する理由は3つです。

 

ネイビーよりグレーのほうが「クオリティ」が伝わりやすい

ビジネスで使うスーツというのは前述の通りダークトーンが多くなります。

ダークトーンのメリットの1つは「クオリティがごまかしやすい」という点です。

したがって、リーズナブルなスーツであればダークトーンが「ごまかせる」のはメリットでしかないのですけれども、しっかりとお金をかけて投資するのであれば「ごまかせる」というのは「クオリティが伝わりにくい」というデメリットにもなりえます。

 

ネイビーのダークトーンは「濃紺」なので、色の中でも「黒」に近い存在です。

黒は最もごまかしが効く色のため、それに近いダークネイビーも同様になります。(おそらくこれが理由で、リーズナブルなスーツを着て指南する方の多くがネイビーばかりを着ているのではないでしょうか?)

だから、お金をかけて投資するのは「ネイビーよりグレー」の優先順位のほうが効果的です。

 

一般的にスーツでネイビーを着ている人が圧倒的に多い

世の中のスーツを着ている方は圧倒的にネイビーが多い印象です。

ファッションというのは「差別化」をすることによって人との違いを気づいてもらえます。

だけど、「とにかく人と違った変な着こなし」であれば印象はマイナスになってしまうので、一般的に多くの人が持つ「共通の理解内」で「いかに差別化をするか」が重要です。

 

そういった意味だと、グレースーツであれば「ベーシックなもの」でありながら「着ている絶対数がネイビーより少ない」から、差別化として程よいものだと言えます。

ワードローブでついつい手にとってしまいがちなネイビーではなく、ぜひグレーを意識的に活用してみてください。

 

若い方だと年齢的に足りないものを補いやすい

色には「その色が持つ印象」を人に与える力があります。

ネイビースーツだと「爽やかさ・清潔感」を、グレーだと「品格・信頼感」の印象を人に与えやすいです。

 

若い方であれば年齢的に、爽やかさや清潔感は持ち合わせていることが多いと思うのですが、反面、品格や信頼感はベテランに比べて出しにくいですよね。

なので、若い方ほどネイビーよりグレーのスーツのほうが「年齢的に足りないもの」を補ってくれやすいので、より積極的に活用することをおすすめします。

 

素敵な色味のスーツで洗練された印象を与えよう!

ショップでスーツの色味は細かく見るとたくさんあるので迷うかもしれませんが、事前に知識を入れて準備しておけば心配いりません。

重要なことなので繰り返しにはなりますが、ビジネスにおけるスーツの色味はネイビーかグレーの2つだけです。

その中でも特にダークトーンのものが使いやすいので、選ぶ際はダークネイビーかダークグレーを探してみると比較的簡単に良いスーツが選べます。

そして、あまり多くの方が使っていないグレースーツをもっと活用してみるのがおすすめです。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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