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UA30周年記念ホワイトハウスコックス購入レビュー!【財布・名刺入れ】

2020年1月6日

こんにちは。

ファッションアナリストの七理悠介です。

 

新年を迎えましたね。

今年も当ブログをよろしくお願い致します。

新たな年となり、気分を一新するために財布名刺入れを新調しようと、私は昨年から用意していました。

とても素敵なものなので、購入したものをご紹介します。

 

Whitehouse Cox / 30th Anniversary for UNITED ARROWS

私が最近新たに購入したのは、セレクトショップのユナイテッドアローズが、イギリスの名門ブランド「Whitehouse Cox(ホワイトハウスコックス、以下:WHC)」に別注したモデルです。

アローズは創業当初の1号店オープン時から、当時バイヤーだった栗野宏文さん(現ユナイテッドアローズ上級顧問)の判断で既にWHCを取り扱っていました。

これまで日本への普及に貢献したアローズに対して、WHCは以前より様々なアイテムを提供してきたんですよね。

 

両社の関係性は非常に良く、現在はアローズ銀座店内「世界初のショップインショップ」として、WHC専門店が開設されているくらいです。(経年変化サンプルなど興味深いものが展示されています)

今回のアイテムは、アローズが創業30周年を記念して、WHCに別注した特別なモデルになります。

 

特製ボックスには職人の手書き文字が入っている

購入時には、特製ボックスに収められてきます。

この特製ボックスには、驚きのポイントがあって…

一つひとつに「職人の手書き文字」が入っているので、大変な手間ですよね。

文字はプリントだと思いきや、よく見てみると「一つひとつ微妙に違う」ことに気づいて驚きました。

このことからも、アローズとWHCの長年の関係性が窺えます。

 

傷に強い「スコッチグレインレザー」を採用

今回の別注品は、外装に特別なレザーを使っているのが特徴です。

こちらもイギリスの名門ブランドである「CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ、以下:C&J)」で使われている「スコッチグレインレザー」を採用しています。(このレザーが使われたアイテムが、今季のアローズ別注品C&Jでもありましたね)

グレインレザーとは、「シボ加工」が施されたレザーです。

革の表に細かい凸凹のシワのような加工を施したものになります。

 

グレインレザーのメリットとなるのが「傷がつきにくい」という特徴です。

通常の表革であれば、何かに少し引っ掛けただけで傷が目立ってしまいます。

しかし、シボ加工が施されたものであれば傷がつきにくくなりますし、仮についたとしてもシボ独特の見た目により「目立ちにくい」というのが嬉しいポイントです。

 

そうした理由から、こういったグレインレザーが大好きで、年々手持ちのアイテムで増えています。

私は直近まで、他ブランドの表革財布を使っていました。

購入時から定期的に手入れをし、とても大事に愛用していたんですけれども、やっぱり表革は使っていくうちに傷が目立つんですよね。

 

それが非常に見栄えが悪いなと感じていたので、「次回新調する時は、シボ革のものを選ぼう」と決めていました。

結果的に、グレインレザー特有の「美しさ」「傷への強さ」を同時に合わせ持つ魅力に大満足です。

 

今回購入したアイテムは3つあるので、それぞれご紹介します。

 

長財布「S9697」

長財布の「S9697」です。

WHCの定番的財布には他にも、三つ折財布の「S7660」がありますね。(今回の30周年モデルにもあります)

私は長財布の方が好みなため、「S9697」にしました。

三つ折財布って、人気があって持っている方多いですけど、個人的には使い勝手が何だか苦手なアイテムなんですよね。

だから私は、昔からずっと長財布しか持ったことがありません。

 

別注のスコッチグレインレザーを、長財布ならではの面積の広さで楽しむことができます。

 

財布を開いてみると、内装は「ブライドルレザー」です。

外装のスコッチグレインレザーと内装のブライドルレザー、ツートーンのコントラストになっているのが魅力的ですね。

 

中にはジップ式の小銭入れもあります。

ところが、私は長財布の厚みが出るのが嫌なため、ここには小銭を入れていません。

小銭でパンパンに膨らんだ長財布って、どうにもスマートに見えないんですよね。

ここ数年はずっと、小銭入れを別で持っていて、そちらに小銭を入れているため、長財布のほうには領収書などの無くしてはいけない特に大切なものを入れるようにしています。

 

その他、特徴的だなと感じたのは、「カード入れが縦長」ということです。

そのため、カードを入れる際には、「カードを縦向きに入れる必要」があります。

 

このタイプの財布、たまにありますけど、革が馴染んでない最初の頃は「滅茶苦茶タイトで、カードが入れにくい」んですよね。

昔、学生時代に使っていた海外ブランドの財布もこのタイプだったと記憶していますが、使い始めた最初の頃はカード入れにかなり苦戦したのを覚えています。

そのうち、革が馴染んできて緩和されていくんですけれども、それまでは「財布と仲良しになる期間」と思って頑張るしかないですね。

とはいえ、カードの長辺ではなく短辺に合わせることにより、スマートなサイズの財布が作れるので、こればかりはトレードオフだと思います。

 

ミニジップパース「S1941」

ミニジップパースの「S1941」です。

コンパクトなサイズのため小銭入れに見えますが、単なる小銭入れではなく、裏面には「カードを入れるスペース」もあります。

私は数年前からこういったコンパクトな財布を重宝しており、日常はこれだけで会計を済ませていることが多いです。

長財布のほうはメインの財布として、コンパクトな財布はサブの財布として活用しています。

 

数枚のお札と小銭、それにクレジットカードを入れておけば、日常で困ることはありません。

だから、いちいち大きな長財布を持たずとも、「ちょっとした散歩」「コンビニに行く」くらいであれば、これ1つで充分だと実感しています。

そう考えると、むしろこっちが「ある意味メインの財布」なのかもしれませんね。

「ちゃんとした場」や「立場のある方との食事」などでは、さすがにこれでは頼りないので長財布の出番ですが、そうではない場面でのコンパクトな財布の活用は、非常に便利なのでおすすめです。

 

ラウンドジップのため、とても簡単に開けられます。

 

中には仕切りがあり、お金の管理もしやすいですね。

 

コンパクトなサブ財布、とても便利ですので、まだ未経験の方はぜひ活用してみて欲しいです。

 

名刺入れ「S7412」

名刺入れの「S7412」です。

名刺入れって、小さいけど意外と目立ちますよね。

初めての方と挨拶する時に必ず登場するものですし、その人のセンスを感じ取ることができるものだと思うので、私は意外と重要なアイテムだと考えています。

 

財布と同じく、「スコッチグレインレザーに白ステッチ」が品の良さがあって美しいですね。

 

購入した直後は、パリッとした質感で硬さがありますが、使っていくうちに柔らかくなっていきます。

 

内装も財布と同じくブライドルレザーです。

 

マチが広く、かなりの枚数の名刺を入れることができます。

 

名刺入れにまで気を配る方というのは多くはありませんが、意外と目立ちますし長く使うアイテムなため、投資して上質なものを持っておくのがおすすめです。

 

「美しさ」と「傷への強さ」を兼ね備えた特別なアイテム

財布や名刺入れって、ボロボロになるまで使い続ける方は多いのではないでしょうか。

しかし、本人は「使い込んだ感じで味が出てる」と考えていても、周囲の人から見たら「ただ汚らしいだけのもの」と受け取られてしまうかもしれません。

 

どんなに着ている服が素敵でも、小物でマイナスイメージを持たれてしまってはもったいないですよね。

だからこそ、ボロボロになる前に状態を見て新調するのが重要だと感じます。

せっかく新調したものでも、すぐに傷がついてしまうのは残念でなりません。

その点、今回の別注品のような「美しさ」「傷への強さ」を合わせ持つ革製品は、長く愛用していけるためおすすめです。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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