こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
洋服を着用するにあたって、意外と「アンダーウェア(肌着)」って重要ですよね。
着心地にも影響しますし、洋服を直接着るのに比べて、アンダーウェアがあったほうが生地へのダメージが少ないです。
私は大切な洋服を長く愛用するために、たとえTシャツであっても1枚で着用することはなく、アンダーウェアを着ることにしています。
見えない部分ですが、大切なアイテムなので、大人は細部にまで気を配るべきです。
そこで、大人におすすめのアンダーウェアをご紹介します。
GUNZE(グンゼ) / SEEK(シーク)
私が愛用しているのは、肌着メーカー「GUNZE(グンゼ)」の「SEEK(シーク)」です。
シークはAmazonなどの通販サイトではなかなか取り扱いがありませんね。公式サイトで購入できます。
上質なアンダーウェアとしてファッション好きに愛用者も多く、現在では一般的にも結構有名になりましたよね。
生地が「カットオフ(切りっぱなし)」仕様になっていて、襟・袖口・裾に「縫い目がない」というのが特徴です。
カットオフ仕様の肌着は、「ユニクロ」も「シームレス」の名称として販売しており、そちらも人気があります。
ユニクロに比べてSEEKのものは、価格が倍以上です。
しかし、この価格差以上にメリットがあると感じます。
ユニクロの製品は「Vネック」のものしかなく、それに関しても、「襟の開きが狭い」です。
「シャツ」を着た場合には問題ないんですけれども、「Tシャツ」などを着た場合には「首から肌着がハミ出てしまう」ということが起きてしまいます。
これが見栄え悪く、個人的には残念な部分でした。
SEEKの場合は、ユニクロに比べて「ネックの開きが広い」作りです。
このため、シャツだけではなくTシャツなどを着ても、肌着がハミ出て見えにくくなります。
ネックの形も色々なものがあり、「Vネック・Uネック・ボートネック」など様々です。
さらに、ユニクロのものはTシャツ・ポロシャツの下に着た場合に、「袖から肌着がハミ出てしまう」ことも起こるんですよね。
SEEKであれば、「袖短め」のラインナップもあるため、そうしたことも起こりにくいです。
やはり首部分にしろ、袖部分にしろ、肌着が見えてしまうのは印象的に良くありません。
そして、ユニクロに比べて「シルエットがタイトめ」なのも特徴です。
だから、人の動きに合わせてピッタリと体にフィットしてくれますし、そのおかげで、洋服の下で肌着がダブつくといったこともありません。
ただし、これに関しては「窮屈感がある」と、人によっては感じてしまうかもしれませんね。
もし、このフィット感が苦手な場合は、「サイズを上げてみる」か「ユニクロのものを使う」ほうが良いと思います。
SEEKは着心地だけではなく、「抗菌防臭加工・消臭加工」「モデルによっては汗取り脇パット付き」など機能性が素晴らしく、まさに大人のアンダーウェアとして相応しいアイテムですね。
GUNZE(グンゼ) / YG(ワイジー)
もう1つ私が愛用しているのが、SEEKと同じ「GUNZE」が展開している「YG(ワイジー)」です。
YGもいくつかのラインナップがあるんですが、最近発売された「in.T(インティー)」を個人的にはよく着用しています。
特に、新色の「スモークオレンジ」が面白いですね。
「ベージュ」の肌着を着て、白い服の下でも「透けないようにさせる」というのは、一般的にもよく知られるようになりましたけれども、このスモークオレンジも同様の効果があります。
全体的にはSEEKと同じく、「上に着ている洋服に響かない作り」です。
ただ、「Tシャツ専用のインナー」を謳っているだけあって、「襟の開きがさらに広い」「汗取り脇パットが厚い」など、Tシャツに最適化されています。
これだけ良く出来ていて、SEEKに比べて「約半分の価格」です。
そのため、インナーの消耗度の高い春夏時期は、こちらのインティーを着用することが多くなりそうな予感がしています。
洗練された大人は肌着にも気を配ろう!
近年は、若年層を中心に「Tシャツの下にインナーを着る」という人も増えてきています。
洋服の生地へのダメージも抑えられるため、これまで試してみたことのない方も、ぜひ取り入れてみて欲しいですね。
せっかく買ったお気に入りの洋服、できることなら長く愛用したいものですから。
洗練された大人は、見えない部分であるアンダーウェアにも気を配るのがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!