こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
みなさんはローファーって履きますか?
私は大好きでよく履きます。
紐靴のドレスシューズよりもカジュアル感があるので、堅すぎるコーディネートやキザな印象になりにくいので使いやすいです。
選び方に気を配ればカジュアル使いはもちろん、ビジネスカジュアルにも使えて便利ですよね。
最近、とても素敵なローファーに新調したのでご紹介します。
目次
CROCKETT&JONES / ROSEMOUNT グレインローファー
私が今季新たに購入したのは、イギリスの名門ブランド「CROCKETT&JONES(クロケット&ジョーンズ)」の「ROSEMOUNT」モデルをベースとした「グレインローファー」です。
ユナイテッドアローズの別注品なので、通常の「ROSEMOUNT」とはアッパーやソールで使う素材が異なっています。
ノーズは絶妙な長さ・形
ローファーはノーズによって印象が大きく変わりますよね。
今回購入品は「長すぎず短すぎず」「丸すぎず角張りすぎず」のちょうど良いバランス感です。
これくらいのバランス感だと、カジュアル使いだけではなくビジネスカジュアルでも使いやすく、どちらのシーンでも活躍してくれることを期待して購入しました。
着用できるシーンの幅を広げるウィローグレインレザー
アッパーには「ウィローグレイン」と呼ばれる細かいシボ加工が施されたレザーを採用しているので、とても上品な印象です。
通常の表革だとカッチリ感が強いですが、グレインレザーであることによって適度なカジュアル感が出ますね。
これによって幅広いシーンで着用できるようになるため、とても便利です。
グレインレザーはシボの形状や大きさによって呼び名が異なります。
「スコッチグレイン」など有名なものもありますが、大人っぽくてビジネスカジュアル使いもできるものとなると、細かいシボの「ウィローグレイン」あたりが使いやすいと個人的には考えています。
悪天候にも強いシティソール
別注品なのでソールもイギリスの「ダイナイト社」の「ラバー製シティソール」に変更されています。
レザーソールだと雨や雪などの悪天候時に足元が滑ってしまうのが問題ですけれども、ラバーソールのため滑りにくいです。
個人的には革靴の中でもローファーはソールが特に大事だと認識しています。
というのも、紐靴以上に「ソールの返り」が歩き心地に影響すると感じるからです。
そういった「ソールの返り」という点ではやはりレザーソールは優秀ですね、ラバーソールでは敵わないと思います。
しかし、ラバーソールの中でも比較的ソールの返りが良いシティソールは、ソールの返りもそこそこ良いですし、雨には当然強いので、ちょうど良いバランスでおすすめです。
ちなみに、さらにソールの返りを良くしたいのであれば、雨への対応力は若干弱まってしまいますが「元々レザーソールだったものをハーフラバー加工する」のが良いと思います。
「歩き心地・雨への対応力」どちらもバランスが良いため、私も以前はハーフラバーの革靴ばかりを履いてきました。
レザーソールかハーフラバーか、どちらも一度は試してみてメリット・デメリットを感じてもらい、自分にとってベストな方を選択するのが良いと考えています。
平日も休日も使いやすいローファー
カッチリしすぎず、ラフすぎずのバランス感が良いローファーなので、平日も休日もコーディネートに合わせやすいです。
平日のビジネスカジュアルには足元に軽快感を出してくれます。
カッチリとしすぎないのでこなれ感がありますね。
休日にはジーンズなどカジュアルなものと合わせてあげてもコーディネートを引き締めてくれます。
グレインレザーが堅苦しすぎない適度なカジュアル感を出して、非常に良いバランス感です。
やはりグレインレザーのローファーは平日・休日を問わずとても使いやすいため、洗練された一足がワードローブにあると非常に頼りになります。
ファッションアイテムの中でも特に革靴は価格に比例して素敵に見えやすくなるので、可能な限り投資することがおすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!