ファッション分析・考察

限られたお金と時間を有効に使うため、買うべき服と買うべきではない服を見分けよう!【前編】

投稿日:2018年9月19日 更新日:

こんにちは。

ファッションアナリストの七理悠介です。

 

前回、服を捨てることの大切さについて記事を書きました。

服を買う前におしゃれになる準備、ワードローブを味方につけよう!

大量に持っている服を処分した後はいよいよ新しい服を購入するのですが、この時に何も注意せず服を選ぶとワードローブの中は素敵に生まれ変わりません。

せっかく限られたお金と時間を使って服を買うのですから有効に使いましょう。

今回は、そのために意識すべきポイントについてご紹介していきます。

 

服の数を決めてしまう

前回の記事でもお伝えした通り、本当に必要な服の量はそもそも少ないので、ワードローブに加わる最低限の服のハンガーのみ残してあとは捨ててしまうとシンプルで分かりやすいです。

そうすることによって、適当に服を選ぶことは自然とできなくなります。

 

集団スポーツでも全員がベンチ入りできるわけではありません。

監督は、選抜された優秀なメンバーのみを集めてスタメンを決めます。

 

それと同じく、ワードローブ入りできる服だけを選ぶ必要があります。

当然、適当に選べば試合で良い結果が出ないように、適当に決めた服ではだめですよね。

そこで、自分が持つことのできる服の量を最初から決めてしまいましょう。

 

理想的なアイテム数ですが、

  • アウター・・・5着前後
  • トップス・・・10枚前後
  • ボトムス・・・5本前後
  • 靴・・・5足前後

以上を目安として決めてみたらいかがでしょうか。

これより大幅に超えるようであれば、それは服を持ちすぎですので注意してください。

 

服を選ぶ理由が大事

服を選ぶ際には、それを買う理由を自分に問いかけてみましょう。

自分自身で理由を答えられない服は購入しないようにしてみてください。

その服を買う理由のある買い物しかしてはいけないと自分自身にルールを課すのです。

理由についても気をつけなくてはいけないポイントがあります。

 

間に合わせで選ぶのはNG

「あとでちゃんとしたものを購入するからとりあえずこれにしよう」と、間に合わせで選ぶ服は購入すべきではありません。

その時点で面倒になってしまう方は、あとで再検討するはずがありませんので間に合わせのままずっと過ごしてしまいます。

買い直すとしてもお金と時間がもったいないですよね。

 

値段が理由はNG

「コレ、値段が安かったから購入したんだけど全く着なかった」と、周りの人に話したことありませんか?

かなりの方が経験あることだと思います。

 

値段が安いということは魅力的ですが、値段以外理由を聞かれて答えられないのであればそれは着なくなる服です。

高い服であればお金を無駄にしてはいけないとしっかり吟味するのに安いものだと人は適当になりがちです。

どんなに安いものでも結局着なかったら単なる浪費ですので意味がありません。

 

決して安い服が悪いと主張しているわけではありません。

欲しいと思えた服がたまたま値段が安かったのであれば購入しても問題ないでしょう。

 

服に関してコスパという言葉は誤用されやすい

「コスパ抜群のおすすめ服」といった内容で紹介されている服は多いですよね。

ですが、色んな方の紹介内容を見てもどれも間違った使い方をしているものばかりに感じます。

実際はリーズナブルと意味が混同して使われていますよね?何万もする高額に感じるアイテムでコスパが良いなどと言われているものを見たことがありますか?

そもそも、ファッションにおけるコスパとは安くて長く使えるものでしょうか?

高いけれど使えるものだったとしても本当にコスパを冷静に判断されているのでしょうか?いくら払ったか(コスト)ばかりがフォーカスされて、果たしてそれが使えるものなのか(パフォーマンス)なんて正しく理解して使われているのでしょうか?

 

例えば5000円で購入した服でも、ほとんど着ることなく何年もワードローブに入っているだけではコスパが良いとは言えませんよね。

対して、3万円で購入した素敵な服をお気に入りで頻繁に着ていたとしてもコスパは悪いのでしょうか?

 

前者を5回着たとして1回当たりの金額は1000円です、後者を50回着たとしたら1回当たりの金額は600円です。

どちらが本当の意味でのコスパが良い服なのかは一目瞭然です。

 

つまり、ファッションにおけるコスパとは安いものを長年持っていることではなく、どれだけ素敵に見えて、それを何回着たかによって判断されるべきです。

最近よく言われる「迷う理由が値段なら買え、買う理由が値段ならやめとけ」という言葉はファッションにおいても当てはまるのではないかと思います。

 

つい安易に買ってしまう服も10回買えば結構な金額になります。

それを自制心でやめて、浮いたお金で自分が本当に素敵に見える1着だけを買いましょう。

 

「一生モノ」という言葉に惑わされない

「一生モノ」と考えて買ったものにも注意です。

最初は一生使うつもりのものでも、すぐに使わなくなってしまうのであれば賢い買い物とは言えません。(ほとんどの場合、買う勇気を出すための自分への言い訳として使われています)

それに、昔とは違い現代では一生モノと呼べるものは本当に少なくなっていると感じるので、そういった考えで服を買うのは控えたほうが良いのかもしれません。

 

第一、自分の好みもずっと同じでいるとは限りません。

時代によって感性も変わってくるでしょうから、未来の自分の服は未来の自分自身に選んでもらいましょう。

 

服は着られて初めてその人に力を貸してくれる

服を買うという行為そのものが目的ではなく、おしゃれになるのが目的ということを忘れないことが大切です。

手段が目的となってしまうと、せっかくお金と時間をかけて自分が素敵に見える新しい服を購入するという当初の目的が果たされません。

コートなどを「ほとんど着ないから何年たってもワードローブでずっと綺麗なままで物持ちが良い」と得意げに話している方、周りにいますよね?

ファッションの目的を考えるとそれが本当に自慢できることなのか、ちょっと考えてみればすぐに分かることです。

 

ルイ・ヴィトンのコレクションを担当したこともあるファッションデザイナーのマーク・ジェイコブス氏の言葉で

「誰かが着てこそ、その服に価値が生まれる。」

という名言があります、非常に共感できる考えですよね。

 

以上、服を選ぶ時のポイントについてご紹介しました。

その他のポイントについてもまた改めてご紹介しますので参考にしてみてくださいね!

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