こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
ファッションで「Tシャツ」って欠かせない基本アイテムですよね。
Tシャツを着たことが無いという方はいないと思いますし、それくらい一般的なアイテムだと感じます。
誰もがワードローブにあるTシャツ。皆が着ているからこそ、細部にまで気を配りたいアイテムです。
「色や柄」で差別化をするのもアリですが、大人は「素材」にも注目してみることをおすすめします。
目次
品の良い装いを表現したい時には「ウール素材のニットTシャツ」がおすすめ
一般的に、「Tシャツ」というと「コットン(綿)」素材のものを思い浮かべるのではないでしょうか。
実際のところ、ほとんどの方のワードローブにあるTシャツは、コットン素材のものが多いと思います。(ポリエステル等が混合している場合もあると思いますが)
当然、私もコットンTシャツを所有していますし、良い意味での「カジュアル感」「粗野感」があるのが持ち味です。
それはそれで、とても素敵なアイテムなんですが、「シャツを着るにはコーディネートが堅すぎるように感じる。だけど普通のTシャツよりも、もう少し品良く見せたい」といった気分の時ってありますよね。
そうした着こなしを求めている場合に活躍するアイテムが、「ウール素材のニットTシャツ」です。
コットン素材のものと比べると、ウール素材のニットらしいツヤ感から「品の良さ」が感じられます。
それに、着た時にウール特有の「ドレープ感」が綺麗に出るのが魅力的です。
見た目以外にも、ウール素材特有の「滑らかな肌触り」もポイントですね。
したがって、「上品な見た目」だけではなく、「着心地の良さ」を求める方にとってもピッタリのアイテムだと思います。
ウール素材だからといって「暑い」イメージは誤解
「ウール」という言葉から連想して、「秋冬のアイテム」だというイメージを持たれている方も、一般的には少なくないですよね。
そうしたこともあってか、「ウールだったらコットンに比べて暑いんじゃないの?」と思われるかもしれませんが、薄手のものを選べば、体感的には変わらないですね。
もちろん、生地感によっては、あまりにも厚手のもの等だと「秋冬用」の作りであることが多いです。
しかし、「サマーニット」というアイテムもあるくらい、春夏でも活用できるものが沢山あります。
そうしたサマーウール等を使ったアイテムは、おしゃれな方からも人気が非常にあり、差別化をする上でも有効です。
私自身もサマーニットをワードローブに所有しており、毎年重宝しています。
通気性が高いため、コットンのTシャツを着ているよりも、むしろ涼しいくらいですね。
ニットTシャツについても同様で、「涼しい時期には、温かい生地のもの」「温かい時期には、涼しい生地のもの」と、丁寧に選べば年中活躍してくれます。
「素材感」が着こなしを格上げしてくれる
コーディネートで「素材感」に気を配るために、アウター・ボトムスなどの相性を考慮して、ニットソーを活用したほうが良い場面もあります。
素材感について不慣れなうちは、色々と難しく考えずに、「なるべく素材感を同じようなものに合わせる」くらいで良いのではないでしょうか。
つまり、「ウールパンツを履いている時は、トップスには普通のTシャツよりも、ウール素材のニットソーを着てみる」みたいに最初は考えてみるのがおすすめです。
素材感に全く気を配っていないコーディネートより、それを踏まえたもののほうが、圧倒的に着こなし全体の完成度は高まります。
洗練されたファッションに重要な「こなれ感」というのも表現しやすくなるので、素材違いのアイテムを持っておくと、着こなしに便利です。
ニットTシャツで着こなしに「上品さ」を取り入れよう!
最近は、日々の気温が段々と上がってきていますね。
着こなし的には、インナーにTシャツを着る機会も増えてくると思います。
Tシャツにウール素材を使ったアイテムを着ている人は少ないので、差別化をする上でもニットTシャツは有効です。
「秋冬のニットくらいしか、ウール素材のものを使ったことが無い」という方は、先入観を持たず、様々なアイテムを試してみることをおすすめします。
きっと価値観を広げてくれる経験となり、ファッションがもっと楽しめるようになるはずです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!