こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
洋服の「アイロンがけ」って、手間がかかるため、好き嫌いが分かれますよね。
私はアイロンがけが大好きで、毎回洗濯の度に行なっています。(アイテムによっては「ラフ感」を出すために、あえてアイロンがけしないものもありますが)
シワだらけのものを着用していると、清潔感がなくて印象を損なってしまう場合もありますから、アイロンがけは大切です。
とはいえ、手間がかかって面倒なことも事実。
そんな「面倒臭い」と感じてしまうアイロンがけを、ぜひ楽しみながら行える「趣味」にしてしまいましょう。
そのためには、使っていて気分が上がるような、素敵なアイロンを持つのがおすすめです。
目次
DBK「THE ACADEMIC」J80T
私が愛用しているのは、ドイツメーカー「DBK」の「THE ACADEMIC」です。
ファッション好きにも愛用者が多いアイロンで、名品・定番品だと感じます。
私も以前使っていて、しばらくは手放して他の製品を色々と試してみたんですけれども、結局はこのアイロンに戻ってきてしまいました。
なんといっても、この抜群のルックス。
レトロでおしゃれな見た目が素敵ですよね。
もはや美しさすら個人的には感じてしまいます。
やはり、日常的に使うものは「性能」は当然のこと、「見た目」も重要です。
そうでないと、気分も上がりませんし、使うのが苦痛になってしまいます。
その点、「THE ACADEMIC」はシンプルで洗練されたルックスでありながら、機能性にも優れているアイロンです。
あまり高くない「比較的リーズナブルな価格」というのも、手に取りやすい嬉しいポイントだと感じます。
「適度な重み」は使いやすさを考慮するとメリット
アイロン本体で「1.5kg」と、そこそこの重量がある製品です。
最初に持った時は「ちょっと重いな。持っていて疲れないかな」と危惧していたんですよね。
しかし、実際に使ってみると、この適度な重みがあることによって、「アイロンをプレスしやすい」というメリットを感じます。
自分自身が体重をかけてアイロンをプレスするのは、ずっと続けていると大変です。
アイロンに重みがあれば、勝手にプレスされてくれるため、使い勝手を考えるとかなり楽になります。
アイロンがけのストレスを無くす作り
レトロな見た目ながら、機能性もしっかりと確保されています。
電源コードが可動式の「フレキシブルコード」となっているのも、動きの邪魔にならなくて良いですね。
他にも、シャツなどのボタン付近をアイロンがけする際、干渉しにくいようにアイロンの先端側面部に「窪み」が付けられています。
これらは「アイロンがけのストレス」を感じさせないディテールですね。
ちなみに、アイロンがけにおいて「アイロン台」の存在も重要だと感じます。
アイロン台の使いやすさで、アイロンがけの手間がだいぶ変わるからです。
おすすめなのが、立ってアイロンがけできる「スタンド式」で、人の体の形に沿ったプレスができる「人体型」のものになります。
私が愛用しているのは、「山崎実業」のアイロン台です。
これも、そんなに高価ではないのに、よく考えられた作りなのではないでしょうか。
スチーム機能付きで、シワ取りが簡単にできる
「THE ACADEMIC」は、「スチーム&ドライアイロン」なので、スチーム機能を使ってシワ取りができます。
合計25箇所からスチームが噴射されるため、非常に強力です。
もちろん、スチーム機能を使わなければ、普通の「ドライアイロン」として使用することもできます。
給水時に、水位を簡単に確認できる「水位窓」付きです。(昔は付いてなかったように思います)
付属の「給水カップ」を使えば、適量の水を加えるのが容易ですね。
カップに記載されている「ここまで」のラインまで水を入れると、だいたいアイロンのマックス水位くらいになります。
全体的にとてもシンプルでクラシカルなデザイン
クラシカルなデザインで、全体的にとてもシンプルなアイロンです。
そのため、ずっと使い続けていても、飽きが来ませんね。
クラシカルなスイッチ類。
オレンジのスイッチで、「スチームの有無」を決定。スイッチを上げるとスチームが出ます。
白いスイッチを回すことで、「温度調節」を行うことが可能です。
温度調節のダイヤルには、番号が振られていて、これは「本体に記載の温度表」を見ることによって、適切な温度に切り替えができます。
「ウール」など、直接アイロンを当てることで、「生地のテカり」が発生してしまうアイテムについては、「当て布」を使用するのがおすすめです。
私は「パナソニック」製の当て布を愛用しています。
シンプルで、広げると結構大きめだから使いやすいですね。
「アイロンの滑りが良い」「スチームをよく通す」「下の布地が見えやすい」と、特に欠点のない製品です。
改善してほしいのが「給水口」の仕様
このアイロン、使っていてあまり不満はないんですが、正直なことをいうと、個人的には「給水口」の作りは改善してもらいたいです。
本体正面の所に給水口はあります。
ここから給水していくんですけれども、「カバー(蓋)」が無いんです。
だから、給水量が多いと、アイロンがけをしている最中に水が出てくる時があります。
対策として、満水にならない程度に給水するか、あまり前方に傾けないようにしながらアイロンがけを行うように私はなりました。(もう慣れたもので、以前に比べると、水が出てくることはほとんどありません)
しかし、おかしな話ですが、この「給水口のカバーがない」なんて「現代的なアイロンでは考えられない作り」なのも、なんだか可愛らしい感じがしてしまいますね。
とはいうものの、一般的には「カバーくらい付けてよ」という意見が大半な気がするので、今後改善してもらいたいところです。
おしゃれなアイロンで、日々のアイロンがけを楽しもう!
手間がかかり、面倒に感じるアイロンがけも、楽しめる「趣味」にしてしまえば、むしろ大好きになります。
日常的に使うものに対しては、使用していて気分が上がるものを選ぶのがおすすめです。
洗練された印象を与えるためにも、シワだらけの服を着るのではなく、しっかりとアイロンがけを行うことが重要だと感じます。
DBKの「THE ACADEMIC」は、素敵なデザインで、大人が持つべきおすすめのアイロンです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!