こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
音楽がファッションに与える影響って大きいですよね。
歴史的にも様々なジャンルの音楽が、ファッションカルチャーに多大な影響を与えてきました。
その中でも「ヒップホップ」については、最近は日本でも一般層に対して、徐々に浸透してきているように感じます。(特に若い世代の方には受け入れられているように思います)
しかしながら、「これまであまり聞いたことがない」という大人世代も、意外と少なくないのではないでしょうか。
そこで今回は、大人世代にも受け入れられやすい「キャッチーさ」をテーマとした、おすすめのヒップホップを洋楽の中から厳選してご紹介します。
とはいえ、おすすめしたいものが本当に数多くあり、一度に全てご紹介できませんし、あくまで私の中での考えや今の気分を反映している極一部のものになるため、ヒップホップ好きの方から見ると「何故このアーティストが入っていない?」「どうしてこの曲が入っていない?」といった感想を持たれるかもしれませんが、ご了承ください。
個人的には、聞いている音楽もある意味では「ファッションの一部」だと考えていますし、様々な音楽を知り嗜むことで、ファッションの価値観という幅を広げることにも繋がると信じています。
日々の自宅などで過ごす時間が、より一層楽しいものになる手助けに、少しでもなれば幸いです。
目次
Machine Gun Kelly(マシンガン・ケリー)
近年若手の中で人気を得たラッパーが「Machine Gun Kelly(マシンガン・ケリー)」です。
192cmと長身のスタイルに、端正なルックスで女性にも人気がありますね。
名前に「マシンガン」と入っているように、早口ラップを得意としているんですけれども、魅力はそれだけではなく、結構実力派だと感じます。
Mind of a Stoner ft. Wiz Khalifa
個人的に大好きな楽曲が、大人気ラッパーの「Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ)」を迎えて制作した「Mind of a Stoner」です。
リリック(歌詞)の内容的には、どうしようもない人物像が歌い上げられていますが、なんだか前向きになれる(最後のセリフがそうですよね)気がする曲で、私はほぼ毎日YouTubeでPVを流しています。
Alpha Omega
メジャーデビュー以降、どういった曲を今後リリースするのだろうと楽しみにしていた時に発表したのが「Alpha Omega」です。
この曲を聞いて、セカンドアルバムの購入を決意しました。
持ち味の早口ラップも堪能できますし、キャラが立つスタイルもカッコいいです。
DMX(ディー・エム・エックス)
大ベテランの大御所ラッパーが「DMX(ディー・エム・エックス)」です。
DMXのスゴいところは、長年のキャリアの中で、ブレずに自分のスタイルを貫いてきたことだと感じます。
「自分のスタイルを持つ」というのは、ファッションと共通点があると私には思えてなりません。
I Don't Dance ft. Machine Gun Kelly
分かりやすくDMXのキャラクターが伝わって、ノリの良い楽曲が「I Don't Dance」です。
先程ご紹介した「Machine Gun Kelly」をゲストに迎え、往年のギャングスタ・ラップを聞かせてくれます。
I Got Your Back (ft. Kashmere)
DMXといえば前述の通り、ゴリゴリの激しいギャングスタ・ラップといったイメージが強い方もいるかもしれませんね。
しかし、DMXの魅力はそれだけではありません。
それが分かる曲は色々あるんですけれども、私のおすすめは「I Got Your Back」です。
個人的にはDMXのラップは、「メロウなトラック」に乗ってこそ、最大の魅力を発揮すると思います。
Travis Barker(トラヴィス・バーカー)
厳密にはヒップホップアーティストではなく「ドラマー」なんですけれども、この人がリミックスすると曲が化けると個人的には考えているのが「Travis Barker(トラヴィス・バーカー)」です。
パンクロック好きには「blink 182(ブリンク 182)」のメンバーとして馴染みが深いのではないでしょうか。
ロック畑出身でありながら、ヒップホップシーンと深い関わりを持ち、様々な楽曲をリミックス、もしくは本人によるドラムトラック提供を行なってきました。
Don't Touch Me (Travis Barker Remix)
どれも素晴らしく、おすすめを挙げればキリがないんですが、まずはマストで聞いて欲しいのが「Don't Touch Me (Travis Barker Remix)」ですね。
トラヴィスらしい「パッション全開のドラミング」が、小気味いいリズムで首を振らせてくれます。
Carry It ft. RZA, Raekwon, Tom Morello
トラヴィスはバンド時代から抜群のテクニックを持つ「凄腕ドラマー」として名を馳せていました。
自身がソロで参加した楽曲でも、抜群のグルーヴ感を感じ取ることができます。
大所帯のヒップホップクルー「WU-TANG CLAN(ウータン・クラン)」のメンバーである「RZA(レザ)、Raekwon(レイクウォン)」、そしてロックバンド「Rage Against the Machine(レイジ・アゲインスト・ザ・マシーン)」のギタリストである「Tom Morello(トム・モレロ)」と発表した楽曲が「Carry It」です。
シンプルでグルーヴ感抜群のトラヴィスのドラムに、変態的プレイながらインテリジェンスを感じるトムのギターが絡み合って融合しています。
ラップを担当するウータン・クランの2人も、楽曲にバチバチに合わせていてカッコいいです。レザのストレートなラップスタイルはもちろんカッコいいんですけれども、レイクウォンの「SICK(病的にカッコいい)」なラップスタイルが、良い意味で「聞いていると具合が悪くなる」くらいカッコ良すぎて、ラップ職人ぶりを発揮しています。
Can A Drummer Get Some (Remix) ft. Lil Wayne, Rick Ross, Swizz Beatz, Game
もう1つだけ、どうしてもご紹介したかったのが、「Can A Drummer Get Some (Remix)」です。
こちらも「Lil Wayne(リル・ウェイン)、Rick Ross(リック・ロス)、Swizz Beatz(スウィズ・ビーツ)、Game(ゲーム)」といった豪華なメンバーが、トラヴィスのドラムにバッチリとハマったラップを披露しています。
ヒップホップを好きな大人が一人でも増えますように
最近の社会情勢を考慮し、外出自粛や自宅待機が続いていますね。
それにより、ストレスを抱えている方も少なくないのではないでしょうか。
私は自宅で過ごす時間に、お気に入りのヒップホップを聞いてストレス解消をしています。
ご紹介した楽曲の中に、気に入っていただけるものがあればとても嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!