カジュアルファッション

AUBERGEは洋服好き・ヴィンテージマニアにおすすめのブランド!

2021年2月22日

こんにちは。

ファッションアナリストの七理悠介です。

 

世の中には様々なファッションアイテムがありますよね。

それらファッションアイテムの「元ネタ」となっているものの多くが、「ヴィンテージ」と呼ばれるものです。

ファッションの歴史の中で、「定番アイテム」「クラシックアイテム」とも呼ばれるような普遍的なものが含まれます。

例えば、「リーバイス501」「バーバリートレンチコート」「ブルックスブラザーズポロカラーシャツ」など、枚挙にいとまがありません。

 

人気ファッションブランドのデザインのモチーフとなっているのも、こうしたヴィンテージアイテムであることもしばしば。

それゆえに、ファッション好きには「ヴィンテージアイテム」の愛好家がとても多く、古着屋が重宝されているのもこれが1つの理由です。

 

そして最近、ヴィンテージ好き・洋服好きには魅力がたまらない「新鋭ブランド」が存在するのをご存知でしょうか。

 

温故知新ブランド「AUBERGE」

2018年に誕生したばかりの新鋭ブランドが「AUBERGE(オーベルジュ)」です。

ファッションデザイナーの「小林 学」さんが立ち上げたファッションブランドになります。

 

オーベルジュのことをあまり聞き馴染みがない方でも、「SLOWGUN(スロウガン)」というブランドはご存知の方も多いのではないでしょうか。

年齢がある一定以上の洋服好きには「スロウガンのデザイナー」って言えば、小林さんのことはだいたい伝わりますね。

元々、長年スロウガンを手掛けられている小林さんなので、ファッションに詳しい人たちからは注目されています。

 

小林さんって、人柄がとにかく良いんです。

腰の低い丁寧な話し方や、人を明るい気持ちにさせる笑顔など、とても魅力的な人物だと感じます。

業界内でも、小林さんのことを悪くいう人はまず見かけたことありませんし、とにかく人柄の良い魅力的なデザイナーといえるのではないでしょうか。

 

オーベルジュの魅力は、一言でいうなら「温故知新」です。

古き良き時代のヴィンテージアイテムを、そのままレプリカとして作るのではなく、「極上の素材」「現代のシルエット」に置き換えることにより、大人の洋服として昇華させています。

デザインだけでなく、生地や素材にまでヴィンテージへの造詣を存分に発揮されており、その唯一無二の魅力から、新作アイテムのリリース時は即完売するものも多いです。

このため、「一度試してみてから購入しよう」と考えても、実際には難しく、現状では「試着ができない」ブランド状態になっています。

 

余談ですが、以前は本当に「知る人ぞ知るブランド」だったのが、一部の熱狂的なファンがつきはじめていることもあってか、新作が発売されて完売した直後に、フリマサイトなどで非常に高額なプレ値がついて出品されていることも見かけるようになりました。

中には「本当に着るつもりで購入したのだろうか?」と疑問に持つような内容も少なくありません。

もし、「転売目的のブランドアイテム」として見られている方がいるのだとしたら、オーベルジュのブランドを愛する者として、それはとても残念なことです。

なにより、デザイナーの小林さんご本人が1番悲しんでいるのではないでしょうか…

 

正直、「こんな素敵なブランド、多くの方に知ってほしい」という気持ちもある反面、「あまりライバルを増やしたくない」という感情も私自身ありました。

それでも、小林さんが「まだまだ取り扱い店が少なく、こんなアイテムを作りたい!これくらいの価格設定でいきたい!と思ってもなかなか難しいんです。そこで、皆様の力を借りたい」といった主旨のことを訴えかけられていたため、私もなにか少しでも力になれたらと、周りの人たちやショップに紹介させてもらっています。

 

フレンチ・ヨーロッパの雰囲気を持つブランド

小林さんご本人がフランスへファッションの勉強をしに遊学されたこともあり、オーベルジュは「フレンチ」をはじめ、「ヨーロッパの雰囲気」が感じられるアイテムが多いのが特徴ですね。

だから、アメリカのワークアイテムなども、小林さんのフィルターを通すと、フレンチテイスト香るアイテムへと様変わりすることが多々あります。

 

ちなみに小林さんは、「高田賢三」「コシノジュンコ」「渡辺淳弥」など、多くの有名デザイナーを輩出した「文化服装学院」のご出身なんですけれども、在学中は「卒業したらニューヨーク・アメリカへ行こうかな」と考えられていたそうです。

しかし、アメリカ行きは実行されず、結局はパリへ行かれました。

 

それは、3月に卒業を間近にした1998年1月の在学中に、文化服装学院出身者の特別講義が開かれたことが理由です。

特別講義を開催した「YOHJI YAMAMOTO(ヨウジヤマモト)」のデザイナー「山本耀司」さんが、登壇後に、生徒たちと近い距離で直接会話ができる場を設けました。

そこで前のほうに座っていた小林さんに、「君は”黒”が似合う。太陽が似合わない」と声をかけたことがきっかけで、「”黒”のヨウジから、黒が似合うと言われた!」とショックを受け、小林さんはパリ行きを決意したそうです。

この在学中での出来事が、その後の小林さんのデザインに大きな影響を与えていたことは間違いなく、この特別講義がなければ、もしかしたらアメリカのテイストが濃いブランドを立ち上げられていたのかもしれませんね。(それはそれで、見てみたかった気がしますが)

 

SLOWGUNの「オーダー会」は九州が有利!?

小林さんが手掛けられているもう1つのブランド「SLOWGUN(スロウガン)」もAUBERGEに負けず劣らず、作り込みが素晴らしいです。

スロウガンでは、自分好みのディテールにアイテムをカスタマイズできる「オーダー会」「受注会」が、定期的に全国の取り扱いショップで開催されています。

だいたい「お盆の時期前後」に行われていることが多いのではないでしょうか。

 

オーダー会では、小林さんがヨーロッパから買い付けされたヴィンテージボタンなどの「レアな1点モノのオプションアイテム」が用意されていることもあり、毎回とても好評です。

そのため、毎年多くの方が、自分の最寄りの地域で開催されることを心待ちにされているんですけれども、日程は「九州からスタートする」ことがあるんですよね。

このことについて、あくまで私の考えでしかありませんが、おそらく「販売戦略的な理由」ではない気がします。

というのも、実は、小林さんの奥様が「鹿児島出身の方」で、毎年のように帰省されているんです。

そこで、単に「お盆の時期の帰省に合わせて九州スタートにしている」というのが真相なのではないでしょうか。(九州で取材した際に、関係者からも同様のことを耳にしました)

 

時には、オーベルジュの直営店「WHITE代官山」よりもオーダー会の開催が早いこともあり、オプションアイテムの品揃えが豊富な早い時期に参加できる九州の人が羨ましいですよね。

しかしながら、私が取材した限りだと、九州のオーダー会は「本州に比べたら、そこまで参加者は多くない。まだまだ都市部に比べると知名度が低いのではないか」とのことでした。

せっかく「どこよりも早く参加できる」という、他の地域の人から見たら優遇された環境なのに、非常にもったいないことですね。

 

九州在住の方も、そうでない方も、オーダー会を覗いてみるだけでもいいので、ぜひ一度足を運んでみてもらいたいです。

スロウガン・オーベルジュのアイテムに込められた「異常なまでのディテールへの情熱」「古き良きヴィンテージアイテムへの造詣」を、小林さんから直接話を伺うことのできるチャンスでもありますから。

 

洋服好きなら要注目のブランド「AUBERGE」

世の中には、数多くのファッションブランドがあります。

そのどれもに魅力がありますが、オーベルジュのように「ヴィンテージ好き」「洋服好き」を心の底からワクワクさせるブランドは、滅多に無いのではないでしょうか。

業界内にもオーベルジュのファンが多く、今後ますます人気が加速していくブランドであることは間違いありません。

私自身、オーベルジュのアイテムがワードローブにあるので、今後レビュー等を含め、具体的なアイテムを紹介していく予定です。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね!

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