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大人の男性におけるマフラーの取り入れ方とは?選び方のポイントを紹介!

2019年1月16日

こんにちは。

ファッションアナリストの七理悠介です。

 

冬に欠かせないアイテムといえばマフラーですよね。

大人から子供まで幅広く取り入れられているアイテムです。

こういった皆が使う一般的なものはなかなか差別化が難しいので、どうやって選んだら良いか分からない方も多いと思います。

実際に、街を歩く大人を見てもどこか学生さんっぽく映るケースも少なくないです。

普通の大人の男性がファッションでマフラーを取り入れる際には、どういったことに気をつければ良いのでしょうか?

 

マフラー選びのポイントは4つ

マフラーを使ったコーディネートが子供っぽくならないためには、アイテム選びにポイントがあります。

マフラーを選ぶ際のポイントは柄・色・長さ・生地です。

 

女性の場合はある程度華やかな柄や色を取り入れたものを選んでも問題ありませんが、男性の場合は難易度が上がります。

そのため、まずは柄のない無地のものを選ぶと良いでしょう。(ソリッドマフラーと呼ばれます)

 

色についてですが、ダークトーンが失敗が少ないので明るい色味ではなく暗めの色を選ぶようにしてみてください。

最もおすすめの色はダークグレーです。明るいライトグレーを使っている方も多く見かけますが、ダークグレーのほうがより使い勝手が良く、どんなコーディネートにも合わせることが出来ます。

他にもネイビー・ブラック・ブラウン・ダークグリーンなどもおすすめです。特にブラウンは多少明るいものでも、一見難しそうに見えますが意外と使いやすいため秋冬ファッションとの相性も良く重宝します。もちろんダークブラウンでも構いません。

 

長さ

マフラーの長さは、短すぎないものを選ぶことがポイントです。

ショートマフラーが流行する時もありますが、コーディネート全体に気をつけないと子供っぽく見えやすくなり使いにくいため、ある程度の長さはあったほうが良いです。

目安としては170センチ以上はあったほうが安心ですね。どんなに短かったとしても最低でも160センチは確保したいです。

 

生地

そして生地についてはカシミヤがおすすめです。ジワッとした上品な光沢感・滑らかな肌触り・暖かさと、どれをとっても抜群です。

また、できるだけ上質なものを選んでみてください。

「マフラーなんてほとんど違いが分からないから安いものでいい」と主張されている方も少なからずいますが、私はこれについては大人の場合むしろ逆だと考えています。

おそらくこの「違いが分からない」と言われている方がそう思う原因は2つあるはずです。

 

1つ目は、コーディネートしてみたものを見ているのではなく、アイテム単体で見ているため違いが分かりにくいのです。

違いが分からないというのは大抵の場合、試着もしたことがなくて発言しているのが多いのではないでしょうか?(違いが分からないようなものを試着しようとなかなか思わないですよね)

こういったアイテムは単体で見て良さを理解しようとするより、やはりコーディネートに合わせてみてから判断すべきです。実際に合わせてみると「ハッキリとした違いは分からないけど、なんとなく何かが違うかも」と感想を持つと思います。

私自身そういったアイテムを人に紹介した際に、アイテム単体で見た最初は全然理解できないと言っていたのが、合わせてみると小さな違いに気づいてもらえたという経験がたくさんあります。

 

この「なんとなく何かが違う」というのは非常に重要です。若いうちは目立つものにしかお金をかけたくないものですが、大人になると小さな違いを積み重ねていくことで「品があって、なんか洗練されたおしゃれだな」と人から思ってもらえるようになります。

ですから、そういった若いうちには勇気が出なかった・理解できなかったものを、大人の知性と経験で選択することができるようになることは本当の意味での差別化に繋がります。

洗練された素敵な大人でいるために、本当に大切な差別化というのは何かをぜひ改めて意識してみてください。

普通の大人は目立つものを安易に使って一発逆転を図るのではなく、細部にまで気を配ったディテールの集積によって差別化を図ることが重要です。

 

そして2つ目は、違いが分かる作りのものを選んでいないことが原因です。

これについては単純に、本当に良質なものを手にとっていないことが理由となります。

名ばかりのブランドものではなく、しっかりと本質を見極めたアイテム選びが重要なので、そもそもの足を運ぶお店を間違ってしまうと良い結果となりません。

見極めるのに自信がない方はセレクトショップで購入すると簡単です。お店がセレクトしたもの自体のクオリティの高さはもちろん、店員さんのアドバイスも有効です。

 

何故マフラーはお金をかけたほうが良いのか?

さらにもう少し詳しくマフラーの重要性についてご紹介しておきます。

違いを気づいてもらいにくいアイテムとしては、以前記事でご紹介したようにジーンズも挙げられます。

ユニクロからヤコブ コーエンまで価格帯別ジーンズおすすめブランド・ショップ紹介!

ジーンズに関してはそこまでお金をかけなくても大丈夫(できればある程度はかけたほうが良いとは思いますが)と提案しましたが、マフラーの場合は何が違うかと言うと印象に与える影響度です。

人に与える印象が最も強いのは顔です。ジーンズはその顔から離れた所に位置しますが、マフラーは顔のすぐ近くにあるため、小さな違いでも人に与える印象が変わります。

なので大人の場合は「マフラーなんてほとんど違いが分からないから安いものでいい」ではなく、「マフラーだからこそ小さな違いが大事なのでお金をかける」ことが大切だと私は感じます。

マニアックすぎて人に伝わらないような訳の分からないこだわりに過大なお金をかけるのは私も好みではないので、抑えられる部分としっかりと投資しておく部分の見極めが大事ですね。

 

マフラーの巻き方

マフラーの巻き方も色々な方法があります。

その中でも私がおすすめの大人の男性向けの巻き方は2つです。

 

ワンループ巻き

マフラーを半分に折ってから輪になった部分にマフラーを差し込むだけの簡単なものです。

 

ミラノ巻き

立体感が生まれボリュームがでる巻き方です。私の能力では説明が難しいので、詳しいやり方はネットで調べてみてください、分かりやすく説明されている方がいるはずです。

 

このワンループ巻きとミラノ巻きの2つだけで全てのコーディネートに対応できるので覚えておくと便利です。

使い分けはコーディネートの堅さによって変えるのがおすすめです。

ミラノ巻きはエレガント感があるので、チェスターコートやテーラードジャケットなどの比較的カッチリ感の強いコーディネートに合わせてあげると相性が良いです。反面、首元がうるさい印象に感じてしまう時はワンループ巻きが良いでしょう。

ワンループ巻きはリラックス感があるので、ブルゾンなどの比較的カジュアル感の強いコーディネートに合わせてあげると相性が良いです。反面、首元が寂しい印象に感じてしまう時はミラノ巻きが良いでしょう。

もちろんどちらも絶対ではないので、その日のコーディネートの雰囲気と相談しながら決めると良いですが、多くの場合この組み立て方が当てはまるはずです。

 

大人っぽいマフラーの取り入れ方で素敵な冬ファッションを演出しよう

誰もが使用しているマフラーだからこそ、細部にまでこだわったアイテム選びを行わないと素敵には見えづらいです。

こういったマフラーのような小物は、一見クオリティの違いを理解しにくいので大半の人を悩ませてしまいますが、ポイントを押さえたアイテム選びをしっかりと行なって素敵な大人を目指しましょう。

次回は大人の男性におすすめの具体的なマフラーのブランドについてご紹介します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

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