こんにちは。
ファッションアナリストの七理悠介です。
暑い夏の時期は「ショーツ(短パン)」が便利ですよね。
休日らしいラフな雰囲気が「リラックス感」を演出してれますし、なにより「涼しい」ということは、高温多湿な日本の夏の気候にピッタリです。
しかし、「着こなしが難しい」と考えている方も多いのではないでしょうか。
そのことが原因なのか、以前は「大人のファッションに短パンはNGアイテム」という主張をされているファッション指南者の方も結構いましたよね。
おそらく、「子供っぽく見える」という理由なのでしょうが、それは誤解です。
丁寧にアイテム選びを行い、着こなしにも気を配れば、大人のリラックスウェアとして有用性の高いアイテムだと感じます。
実際、おしゃれな方を中心に、ここ数年で「大人の短パンスタイル」が市民権を得たように思いますし、ショップの店員さんで短パンを履かれている方を多く見かけるようになりました。
そんな夏のファッションには欠かせないアイテムである短パンですけれども、「水着」としても使えてしまう便利な「名作」と言われるアイテムがあります。
目次
Patagonia / Baggies Shorts 5inch
私が長年愛用している短パンが「Patagonia(パタゴニア)」の名作ショーツである「Baggies Shorts(バギーズショーツ)」です。
⇒patagonia / Baggies Shorts 5inchの販売サイトはこちら
ショーツの中でも比較的短めな丈の「5インチ」のタイプが最も定番的ですね。
様々なブランドからショーツが販売されていますけれども、色々と試してみた中で、結局ワードローブに残り続けるのはこのアイテムでした。
「機能性」「着用感」「デザイン性」など総合的に素晴らしいと感じます。
アイテムそのものが特に欠点がないことに加え、ブランド品の中では比較的「リーズナブルな価格」というのも嬉しいポイント。
パタゴニアには「名作」と言われるアイテムが多く存在していますが、特にこのバギーズショーツはブランドを代表する傑作だと個人的には捉えています。
一度試してみると、その魅力にハマることは間違いありません。
カラーバリエーションも豊富なアイテムのため、複数種類揃えたくなるのではないでしょうか。
速乾性に優れた機能素材でデイリーユースにピッタリ
バギーズショーツの特徴として、まずはじめに挙げられるのが「速乾性に優れた機能素材」を使用していることです。
表地は「耐久性撥水加工」が施された「ナイロン」を採用しており、汗をかいても直ぐに乾くので快適ですね。
夏場の洋服は洗濯頻度も高くなりますが、洗濯後あっという間に乾いてくれるのも非常に便利。
したがって、デイリーユースにガンガン使えるタフなアイテムだと言えます。
このあたりは、アウトドアブランドであるパタゴニアらしい「素材開発力」が感じ取れますね。
そのまま「水着」としても着用可能
バギーズショーツの面白い特徴が、裏地に「メッシュのライナー」が付いていることです。
ライナーが付いていることで、そのまま「水着」としても使用可能。
そのため、「大人が履けるシンプルな水着が欲しい」と探されている方にもピッタリです。
私自身、実際にレジャーやアウトドアに行く際には、毎回バギーズショーツを持っていき、水着としても着用しています。
これ1着で、お出かけもできてしまうし、そのまま海やプールにも入れる便利なアイテムです。
水着としての使用も想定しているので、様々なディテールに工夫が施されています。
フロントポケットの角にも「メッシュ」が採用されており、「水中での抵抗を減らす」効果もあり、「水はけを良くする」効果もあるのが特徴です。
以前のバギーズショーツには無かったディテールとして、最近のモデルには「右側のフロントポケット」にのみ、伸縮性のあるゴム製の「ループ」が付いています。
このループに鍵などを引っ掛けることで、水中での紛失を防ぐのに役立ちますね。
また、ヒップポケットには「スナップボタン」が付いています。
ちょっとした小物ならヒップポケットに入れられるので、外出時にも便利です。
ウエスト調整可能で快適な着心地
ウエスト部分には「ドローコード」が付いており、お好みのフィット感に調整できます。
バギーズショーツ自体がゆったりとしたシルエットのため、全体的にゆとりのある快適な着心地が特徴です。
アウトドアだけでなくタウンユースにも使える「着回し力の高いシンプルなデザイン」
バギーズショーツが人気となった理由として大きいと感じるのが、「着回し力の高いシンプルなデザイン」です。
裾の部分にワンポイントのロゴがあるくらいで、全体的にすっきりとした印象。
とてもシンプルなデザイン性が、幅広いアイテムと調和してくれます。
カットソーでもシャツでも合わせられますし、夏らしく足元はサンダルにしてあげるとリラックス感があって素敵です。
「半袖&短パン」のスタイルが大人には難易度が高いと感じる場合には、トップスは「長袖」のものを合わせてあげると良いのではないでしょうか。
アウトドアだけではなく、タウンユースにも大活躍する優秀なアイテムでおすすめです。
Patagonia / Baggies shorts 7inch(バギーズロング)
バギーズショーツの「丈の短さ」が見慣れなくて、最初の頃はどうしても「気恥ずかしさ」を感じる方もいるのではないでしょうか。
そうした方におすすめなのが、バギーズショーツの「7inch(7インチ)」のモデルです。
⇒Patagonia / Baggies shorts 7inchの販売サイトはこちら
通常の「5インチ」のモデルと比べて、丈が「2インチ」長いのが特徴になります。
「バギーズショーツ7インチ」という名称が長いし、5インチと混同しがちなこともあって、7インチのモデルを通称「バギーズロング」と呼ぶこともありますね。
こちらのモデルも最近は人気で、どちらを選ぶかは、お好みの丈感のほうで良いと思います。
ただ、両方とも持っていて良いのではないでしょうか。
私はその日の気分やコーディネートに合わせて、バギーズショーツもバギーズロングも使い分けています。
とはいえ、バギーズロングも「ショーツ」であることに変わりはないため、バギーズショーツと同じようにコーディネートが可能です。
大人の短パンスタイルで、少しでもラフ感を減らしたい場合は、足元に「つま先が出ないサンダル」を選んであげたり、トップスに「長袖」を選んであげたりするのが簡単だと感じます。
「バギーズショーツ(5インチ)」と「バギーズロング(7インチ)」を比較
「バギーズショーツ(5インチ)」と「バギーズロング(7インチ)」の違いがイマイチ分かりにくい方のために、両者を同じサイズで合わせて比較してみます。
ブラックがバギーズショーツ、ベージュがバギーズロングです。
やはり実際に測ってみても、バギーズショーツと比べて、バギーズロングのほうが丈が「2インチ」長いですね。
2インチなので若干なんですけれども、履いてみると意外と雰囲気が変わります。
「丈の長さ」以外のディテールは同じなので、機能的には変わりません。
どちらのモデルも日常的に大活躍してくれるため、大人のワードローブにおすすめです。
「水陸両用の名作ショーツ」で大人の短パンスタイルを楽しもう!
日本の夏って非常に暑いですよね。
そんな気候を過ごすにあたって、ショーツはとても有用性が高いアイテムだと感じます。
これまでショーツに苦手意識を持たれていた方にも、パタゴニアのバギーズショーツを一度試してみて欲しいです。
とてもシンプルで着回し力の高いデザイン性に、機能的な素材やディテールで、ワードローブには欠かせない存在になると思います。
日本の夏にはピッタリなショーツで、体調を崩さないようにファッションを楽しんでいきたいものですね。
バギーズショーツは「水陸両用可能」な便利アイテムで、「大人の短パンスタイル」におすすめです。
ぜひ参考にしてみてくださいね!